

桜の花びらが舞い散るなか、
ひとつの大切な願いが形になる瞬間。
まっすぐな瞳で想いを伝える彼と、
驚きと喜びで胸がいっぱいになる彼女。
ふたりの周りには、春の柔らかな光と
祝福のような風が静かに流れています。
漢字「求」の成り立ちは、
古代において非常に貴重だった「毛皮の衣」を描いたもの。
そこから、「心から手に入れたいと願う」「追い求める」
という意味が生まれました。
人生において、本当に大切なものを「求める」こと。
それは、自分ひとりのためだけではなく、
誰かの幸せを心から祈る姿でもあります。
水彩の淡い色彩で描かれたこの一枚は、
愛を誓い合うふたりの純粋な情熱と、
これから共に歩む未来への希望を閉じ込めました。
この作品を眺めるたびに、
初めて想いを口にした時のあの震えるような喜びと、
「あなたを幸せにしたい」と願った
心の原点を思い出させてくれるはずです。