



朝の光が、土の匂いをあたためる。
まだ露の残る畝(うね)に、
畑 – Farm | Kanji Art
朝の光が、土の匂いをあたためる。
まだ露の残る畝(うね)に、
一歩、また一歩。
鍬(くわ)が土を返すたび、
眠っていた命が、
そっと息をする。
「畑」は、
水に守られた田とは違う。
火の気配と、
人の手のぬくもりで、
育てる土地。
雨を待ち、
陽を読み、
土と語り合う。
そこにあるのは、
収穫ではなく、
積み重ね。
この絵に描かれているのは、
野菜ではなく、
暮らしを支える静かな力。
耕すということは、
未来を用意すること。
それが、
やさしい「畑」です。

